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オカメインコの飼い方完全ガイド

オカメインコの種類一覧|ルチノー・パール・シナモンの特徴

オカメインコの種類をノーマル、ルチノー、パール、シナモン、パイド、ホワイトフェイスの特徴で比較。色・模様・目の見分け方と選び方を整理します。

Kawaii Small Bird 運営者 公開 更新 約5分で読めます
止まり木に並ぶノーマルグレー・ルチノー・パール系のオカメインコ
Photo by stevepb on Pixabay

オカメインコの種類を「オカメインコ 種類」と調べると多くの色名が出てきますが、犬種のように別々の動物を指す一覧ではありません。同じオカメインコに現れる羽色や模様の違いを、地色・模様・顔と目の3軸に分けると、ルチノー、パール、シナモン、パイドの関係を整理しやすくなります。

はじめに

オカメインコの色名は、地色・模様・顔色という別々の特徴を表すため、「シナモンパールパイド」のように複数の名称が重なります。飼育環境はオカメインコの飼い方完全ガイドで確認できます。

オカメインコの種類とは|「品種」より色変わり

オカメインコの色変わりとは、オカメインコNymphicus hollandicus)という同じ種の中に現れる、遺伝的な羽色や模様の違いです。

基本は野生型に近い**ノーマルグレーです。インコともだちの種類解説は、ノーマルから遺伝的な羽色変化が生まれたと説明し、メインの色変わりを16種**紹介しています。ただし、基本変異と複合変異の数え方で総数は変わります。

地色では、メラニンが関わるノーマルの灰色、シナモンの茶褐色、ルチノーの黄白色を比べます。構造色のような反射色とは分け、色素が全身から減るのか一部だけ抜けるのかを見ます。

模様ではパールの縁取りとパイドの不規則な色抜け、顔では頬、目、、脚を確認します。

まず比較|主要6種類の見分け方

主要な色変わりは「地色」「模様」「顔・頬」「目」の順で比べます。照明、換羽、年齢、複合変異で見え方が変わるため、表は判定の入口です。

種類地色模様顔・頬目の手掛かり
ノーマルグレー灰色翼に白い帯黄色い顔と橙色の頬が目立つ個体がいる暗色
ルチノー黄白色〜クリーム色地色はほぼ均一黄色い頭部、橙色の頬赤〜ブドウ色
パール基本色との組み合わせ黄・白の縁取りや斑点基本色に応じる基本色に応じる
シナモン銀茶色〜茶褐色パールやパイドとの複合もある黄色い顔と橙色の頬が現れる個体がいるブドウ色に見える場合がある
パイド基本色との組み合わせ白・クリームの不規則な色抜け色抜けの位置で変わる淡色個体の識別材料になる
ホワイトフェイス灰色〜白色系パールやパイドとの複合もある黄色と橙色がなく白い顔になる組み合わせにより異なる

6名称は同じ階層ではありません。ノーマル、ルチノー、シナモンは地色、パールとパイドは模様、ホワイトフェイスは顔の色を表し、セキセイインコブルー系とは別の分類です。そのため、ルチノーパールのように組み合わせられます。

ルチノー・パール・シナモンの特徴

ルチノーは全体の色素、パールは羽の模様、シナモンは灰色部分の色調を見ます。

ルチノー|黄白色の体と赤系の目

ルチノーのオカメインコは、黄みを帯びた白色からクリーム色の体、黄色い頭部と冠羽、橙色のチークパッチが目印です。黒色色素が欠けるため、目は赤系、脚と嘴はピンク系に見えます。

エキゾチックアニマル情報室の品種解説では、ルチノーの雛は赤い目が特徴で、成鳥になるとブドウ色に変化すると説明しています。成長後に真っ赤に見えないからといって、すぐ別の種類と決めつけないことが大切です。

冠羽の後ろに無羽域が目立つ個体もいますが、色だけで健康状態は判断できません。羽繕いで整える羽毛の状態も見て、脱羽や傷があれば鳥を診られる動物病院に相談します。

パール|羽の縁に並ぶレース状の模様

パールのオカメインコは、背中、うなじ、翼の風切羽などに黄色または白の縁取りや斑点が現れます。Beauty of Birdsも同じ部位のlaceやpearl spotsと説明しています。

パール模様は、若鳥から成鳥になる過程で見え方が変わります。特にオスでは最初の換羽後に模様が薄くなる場合がありますが、ルチノーパールなど複合変異では残り方にも幅があります。若鳥の一枚の写真だけを根拠に、成鳥時の模様や性別を保証することはできません。

シナモン|グレーを茶褐色に置き換えた色調

シナモンのオカメインコは、ノーマルの濃い灰色部分が銀茶色や茶褐色に見える色変わりです。体、脚、爪、目をまとめて観察します。

エキゾチックアニマル情報室は、シナモンの色調には個体差があり、脚はピンクがかった黄褐色、爪は茶色、目はブドウ色になると説明しています。室内の暖色照明ではノーマルも茶色く写るため、可能なら白色光と自然光に近い写真を比べます。

パイドとホワイトフェイス|模様と顔色を見る

パイドは、ユーメラニンを含む暗色部分が体の一部で抜け、白色やクリーム色のまだらが現れる色変わりです。一方、ホワイトフェイスは顔の黄色と橙色が現れず、成鳥では白い顔が目立ちます。パイドは色の抜け方、ホワイトフェイスは顔の色を見る名称です。

エキゾチックアニマル情報室の分類では、色抜けが30%未満ならライトパイド、30%以上70%未満ならミディアムパイド、70%以上ならヘビーパイド、**100%**ならクリアパイドです。抜ける位置にも個体差があります。

クリアパイドとルチノーは全身が淡く見える場合がありますが、Beauty of Birdsはクリアパイドが赤い目ではない点を識別材料に挙げています。羽だけでなく目とチークパッチも確認します。

ホワイトフェイスは、橙色のチークパッチと黄色い色素がない点が中心です。ホワイトフェイスパイドなら「顔の黄・橙色がない」特徴と「体の部分的な色抜け」が重なります。一般に「アルビノ」と呼ばれる白いオカメインコも、Beauty of Birdsではホワイトフェイスとルチノーの組み合わせであるホワイトフェイスルチノーと説明されています。

複合品種の名前を読み解く

複合した色変わりの名前は、別々の特徴を足し算する順で読みます。「シナモンパール」なら茶褐色の地色にパール模様、「パールパイド」ならパールの縁取りとパイドの色抜け、「ホワイトフェイスシナモンパイド」なら顔色・地色・色抜けの3要素です。

この読み方でも、外見だけで正確に判別できない場合があります。インコともだちも、交配が複雑になると異なる品種が似て見え、正確な遺伝情報がないと判別できないケースがあると注意しています。販売者や鳥のブリーダーには、両親の種類、孵化時の記録、換羽前後の写真、呼称の根拠を尋ねます。

色で性格や性別は決められる?

飼い鳥のボディランゲージや日々の反応は個体を理解する手掛かりですが、羽色は性格診断ではありません。「ルチノーは甘えん坊」「ノーマルは丈夫」のような一文だけで、お迎え後の行動や健康を保証することはできません。人への慣れ方には、個体差、育った環境、接し方、睡眠、安全感が関わります。

性別の手掛かりは、ノーマルでは換羽後の顔色、パールでは模様の残り方などです。しかしBeauty of Birdsも外見による判定は確実でないと説明しており、複合変異ではさらに難しくなります。

繁殖を避ける、健康管理の方針を決めるなど、性別を正確に知る必要がある場合は、鳥のDNA性別判定を検討します。外見による推測は「候補」であり、検査結果と同じ確度ではありません。

お迎え時の判断基準

鳥の健康診断を含む受診体制を先に考え、色名は最後の好みとして選びます。写真で気に入った個体でも、親鳥・換羽の記録を確かめ、迎えた後は体重測定を色名とは別の健康記録として続けます。

フロー図

健康確認には、Association of Avian VeterinariansMerck Veterinary Manualなどの獣医学資料を使います。の変化、呼吸の異変食欲不振があれば鳥を診られる病院へ相談します。

色別の価格はオカメインコの値段、長期の飼育責任はオカメインコの寿命で確認してください。迎える個体の状態を説明できる販売者か、鳥を診られる病院へ通えるかを先に決めます。

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Sources

  • オカメインコ
  • 色変わり
  • ルチノー
  • パール

Kawaii Small Bird 運営者飼い鳥愛好家

専門家ではなく、鳥が好きな一人の飼い主として、獣医学の公開資料・鳥専門獣医師の発信・メーカー公式仕様・飼い鳥専門メディアを照合して記事をまとめています。病気の疑いがあるときは必ず鳥を診られる動物病院へ。運営者について誤りの報告

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