飼い鳥用語
風切羽
別名: 風切り羽 / 飛翔羽 / flight feathers / remiges
鳥の翼にある、飛行時の揚力や推進に関わる長い羽です。
定義
風切羽とは、鳥の翼に並ぶ長く硬い羽で、飛行時の揚力や推進に関わる羽です。翼の外側にある初列風切羽と、体に近い側にある次列風切羽に分けられます。クリッピングでは、主に外側の初列風切羽が対象になります。
主な構成要素
- 初列風切羽:翼の外側に位置し、上昇や推進に大きく関わります。
- 次列風切羽:初列風切羽より体側に位置し、翼面の一部をつくります。
- 羽軸:羽の中心を通る構造です。成長中の羽では内部に血液が通っています。
- 羽弁:羽軸の左右に広がり、飛行に必要な面をつくります。
クリッピングとの関係
切る位置や枚数によって、鳥に残る飛行能力は変わります。片翼だけを切ると飛行のバランスを崩すおそれがあり、深く切り過ぎると安全な着地が難しくなります。外見だけを優先して外側の羽を残す方法もありますが、小型鳥では飛行能力が残ったり、残した羽に負担が集中したりする可能性があります。
具体例
換羽で新しい風切羽が伸びると、以前は飛べなかった鳥でも上昇できることがあります。処置の有無にかかわらず、翼の状態を定期的に確認し、飛べないと思い込まずに安全な場所で能力を見極めます。