Kawaii Small Bird インコ・オカメインコ・文鳥の飼い方と健康ガイド

飼い鳥用語

鳥飼病

別名: 鳥関連過敏性肺炎 / 鳥飼肺 / Bird fancier's lung / 鳥アレルギー性肺炎

鳥の羽毛や排泄物に由来する抗原の反復吸入で起こる鳥関連過敏性肺炎。

鳥飼病

定義

鳥飼病は、鳥の羽毛、羽粉、排泄物などに由来する抗原を繰り返し吸い込み、肺胞や細気管支に免疫性の炎症が起こる鳥関連過敏性肺炎です。くしゃみや目のかゆみを中心とする一般的な動物アレルギーとは異なり、乾いた咳、息切れ、発熱、倦怠感などが現れ、長期化すると肺の線維化につながることがあります。

主な特徴

  • 曝露との時間関係:鳥のいる部屋、ケージ掃除、羽毛製品への接触後に症状が強まり、環境を離れると軽くなることがあります。
  • 呼吸器症状:乾いた咳、労作時の息切れ、発熱や悪寒などを伴う場合があります。
  • 診断:生活環境の聞き取りに加え、胸部画像、血液検査、肺機能検査などを組み合わせます。
  • 治療の基本:原因抗原から離れる抗原回避が中心で、進行例では医師が薬物治療を検討します。

鼻炎・喘息との違い

鳥に近づいた直後のくしゃみ、鼻水、目のかゆみはアレルギー性鼻炎を示唆します。喘鳴や胸苦しさは気管支喘息でも起こります。一方、鳥飼病では風邪に似た発熱や倦怠感、持続する乾いた咳、歩行時の息切れが手掛かりになります。症状だけで確定できないため、鳥の飼育歴やケージ掃除の頻度、羽毛布団の使用も呼吸器内科へ伝えることが重要です。

参照資料