飼い鳥用語
過敏性肺炎
別名: HP / 外因性アレルギー性肺胞炎 / Hypersensitivity pneumonitis
吸入抗原への免疫反応によって肺胞と細気管支に炎症が起こる間質性肺疾患。
過敏性肺炎
定義
過敏性肺炎は、カビ、細菌、鳥由来タンパク質、化学物質などの抗原を繰り返し吸入することで、肺胞や細気管支に免疫性炎症が起こる間質性肺疾患です。細菌やウイルスによる一般的な肺炎とは原因も治療の考え方も異なり、原因環境を特定して抗原を避けることが重要です。
主な病型と症状
- 急性・非線維化型:曝露後に咳、息切れ、発熱、悪寒、倦怠感が比較的短期間で現れます。
- 慢性・線維化型:抗原曝露が続き、乾いた咳や労作時息切れが徐々に進みます。
- 増悪:いったん改善しても、同じ環境へ戻ると再び症状が強くなることがあります。
診断で確認すること
診断は一つの検査だけで決まりません。自宅、職場、趣味、ペット、羽毛製品などの曝露歴、胸部CT、血液検査、肺機能検査を組み合わせます。必要に応じて気管支鏡検査や気管支肺胞洗浄、肺生検が検討されます。抗体が陽性でも、それだけで原因確定とは限らない点に注意が必要です。