飼い鳥用語
鳥のトリコモナス症
別名: トリコモナス症 / 鳥トリコモナス症 / avian trichomoniasis / trichomonosis
トリコモナス原虫が鳥の口腔、食道、そのうなどに感染し、病変や吐出を起こす感染症です。
鳥のトリコモナス症
定義
鳥のトリコモナス症は、顕微鏡で確認できる原虫が口腔、咽頭、食道、そのうなどに感染して起こる病気です。ハトや猛禽類で知られますが、飼い鳥ではセキセイインコなどでも見つかることがあります。親鳥から雛への給餌、感染鳥との直接接触、汚染された餌や水が感染経路になります。
主な病変とサイン
- 口腔・咽頭:白色から黄白色のチーズ状病変ができることがあります。
- 採食:飲み込みにくさ、流涎、食欲低下が現れる場合があります。
- そのう:炎症によって吐出や内容物の停滞が起こることがあります。
- 全身状態:雛では衰弱や体重減少が進みやすいため、早期の相談が重要です。
検査と感染対策
新鮮なそのう内容物などを直接鏡検し、動く原虫を確認して診断します。乾燥や時間経過で検出しにくくなるため、家庭で採取して長時間保存するのではなく、病院の指示に従います。治療には獣医師が選んだ抗原虫薬を使用し、餌入れ、水入れ、給餌器具を洗浄・消毒します。同居鳥がいる場合は、隔離や検査の必要性も獣医師へ確認します。