飼い鳥用語
鳥のそ嚢
別名: そ嚢 / 嗉嚢 / crop / ingluvies
鳥の食道にある袋状の器官で、飲み込んだ餌を一時的に蓄え、消化管へ送る働きを担います。
鳥のそ嚢
定義
鳥のそ嚢は、食道の途中にある袋状の器官で、飲み込んだ餌を一時的に蓄えて消化管へ送ります。挿し餌中の雛では、給餌前後の膨らみ、収縮、空になるまでの変化が、消化状態を知る重要な観察点になります。
観察する項目
- 膨らみ方:給餌後は丸みが出ますが、張らせすぎないようにします。
- 空き方:次の給餌までに前回の餌が順調に減っているか確認します。
- 皮膚:赤み、水疱、内容物の漏れがないか見ます。
- 雛の反応:給餌反応、吐き戻し、元気、呼吸をそ嚢の状態と合わせて見ます。
異常が疑われる状態
そ嚢が長時間張ったまま、給餌反応が弱い、吐き戻す、元気がない状態は、そ嚢停滞や感染などの可能性があります。環境温度が低すぎる、餌が冷たい・濃すぎる、器具が不衛生といった飼育条件も関係します。家庭で押し出したり強く揉んだりせず、給餌履歴と体重記録を添えて鳥を診られる獣医師へ相談します。