飼い鳥用語
鳥のそのう液検査
別名: そのう液検査 / そ嚢液検査 / そのう洗浄 / crop wash / crop aspirate
鳥のそのう内容物を採取し、顕微鏡検査や染色、培養によって感染や異常を調べる検査です。
鳥のそのう液検査
定義
鳥のそのう液検査は、給餌チューブなどを用いてそのうから液体や内容物を採取し、細菌、真菌、原虫、炎症細胞などを調べる獣医療上の検査です。そのう炎で見られる吐出や停滞は原因が一つではないため、見た目だけで薬を選ばず、検体の所見から治療方針を絞るために行われます。
検体から確認する項目
- 直接鏡検:動くトリコモナス原虫や比較的大きな真菌を確認します。
- 染色標本:細菌や酵母の形、量、炎症細胞を詳しく観察します。
- 培養検査:原因となる細菌の種類や、薬剤選択に必要な情報を調べます。
- 追加検査:結果がはっきりしない場合は、X線検査や生検などが検討されます。
受診時の注意
検査前の給餌や投薬が検体に影響することがあるため、自己判断で絶食させず、予約時に最後の食事と薬の時刻を伝えます。家庭でチューブを入れると、そのうや食道を傷つけたり誤嚥させたりする危険があります。最後に食べた量、吐いた時刻、体重、便、同居鳥の症状を記録して持参すると、検査結果を経過と結びつけやすくなります。