飼い鳥用語
鳥のそ嚢停滞
別名: そ嚢停滞 / 嗉嚢停滞 / crop stasis
鳥のそ嚢の内容物が通常どおり消化管へ送られず、長く残る雛で注意すべき病態です。
鳥のそ嚢停滞
定義
鳥のそ嚢停滞は、そ嚢の内容物が通常どおり消化管へ送られず、長く残る病態です。挿し餌中の雛では、環境温度が低すぎる、湿度が足りない、フォーミュラが冷たい・濃すぎるといった飼育条件に加え、細菌や真菌の感染なども関係します。
観察されるサイン
- そ嚢:前回の餌が減らず、張った状態が続きます。
- 採食:給餌反応が弱くなり、吐き戻すことがあります。
- 全身状態:元気低下、脱水、体重減少が見られます。
- 便:量や色が普段と変わる場合があります。
対応
家庭でそ嚢を強く揉む、押し出す、水や餌を追加する処置は避けます。最後の給餌時刻、量、餌温、ケース温、体重、便を記録し、鳥を診られる獣医師へ相談します。治療では原因の特定が必要で、自己流の濃度変更だけでは感染や異物を見分けられません。