飼い鳥用語
不溶性グリット
別名: グリット / 砂粒 / 砂肝の砂 / insoluble grit
筋胃内で硬い食物の機械的な粉砕を助ける、消化されにくい砂粒や小石状の物質です。
不溶性グリット
定義
不溶性グリットは、鳥の筋胃にとどまり、丸ごと飲み込んだ硬い種子などを機械的に砕くのを助ける砂粒や小石状の物質です。体内で栄養源として溶けるカルシウム飼料とは役割が異なります。
必要性が異なる理由
- 種子を殻ごと飲む鳥:ハト類などでは、筋胃での粉砕を助けるグリットが必要になる場合があります。
- 殻をむいて食べる鳥:インコ類やオカメインコは種子の外皮を外して中身を食べるため、消化目的の砂利を通常は必要としません。
- 食性の違う鳥:同じ「鳥」でも、穀食、果食、蜜食などで消化器の構造と食べ方が異なります。
カルシウム飼料との区別
ボレー粉やカトルボーンは炭酸カルシウムを主成分とする補助飼料で、体内で利用される「可溶性グリット」に分類されることがあります。一方、不溶性グリットは消化されにくく、筋胃で物理的に働きます。商品名に「グリット」とあっても、目的と成分を分けて確認します。
過剰摂取への注意
必要のない鳥が砂利状のグリットを過食すると、消化管の閉塞や消化の妨げにつながる可能性があります。市販グリットが金属毒性の供給源になり得るという獣医学的な注意もあります。インコやオカメインコへ「消化のため」と無条件に置かず、鳥種と食べ方を確認します。