飼い鳥用語
羽毛ダニ
別名: ウモウダニ / 羽ダニ / feather mites
鳥の羽毛表面や羽軸周辺で生活するダニの総称で、種類と寄生量によって鳥への影響が異なります。
羽毛ダニ
定義
羽毛ダニは、鳥の羽毛表面や羽軸の周辺で生活するダニの総称です。家庭で「羽ダニ」と呼ばれるものには、鳥への影響が小さい種類だけでなく、夜間に吸血する別種のダニや、皮膚に潜るトリヒゼンダニまで混同されることがあります。黒い点や羽づくろいだけで種類を決めず、鳥を診られる獣医師の検査で区別することが大切です。
観察時のポイント
- 羽の位置:尾羽や風切羽の羽軸周辺に点状の付着物があるかを確認します。
- 活動する時間:夜だけ落ち着かなくなる場合は、昼に環境へ隠れる吸血性ダニも候補になります。
- 皮膚の変化:ろう膜やくちばし周囲の多孔質なかさぶたは、羽毛ダニではなく疥癬症を疑う所見です。
- 全身状態:元気、食欲、体重、粘膜の色も一緒に記録し、診察時に伝えます。
駆除の考え方
羽毛ダニという呼び名だけで市販薬を選ぶと、対象外の寄生虫に薬を使うおそれがあります。鳥に薬を直接使用する前に種類を確認し、必要な場合は獣医師が鳥の体重と状態に合わせて治療します。環境内で生活する種類が疑われるときは、鳥の治療とケージ周辺の清掃を同時に進めます。