飼い鳥用語
偽卵
別名: 擬卵 / 人工卵 / ダミーエッグ / dummy eggs
飼い鳥が産んだ卵をすぐ撤去せず、抱卵を続けさせて追加産卵を抑えるために使う人工の卵です。
定義
偽卵とは、飼い鳥が産んだ本物の卵の代わりに置く、プラスチックや陶器などで作られた人工の卵です。産んだ卵をすぐ取り去ることで追加産卵が促される個体に対し、卵がそろった感覚と抱卵期間を保つ目的で使います。
使うときの確認項目
- 大きさ:鳥種の卵に近い寸法を選び、誤飲できるほど小さい物は避けます。
- 個数:本物の卵との交換方法や追加する数は、鳥種と産卵履歴を踏まえて決めます。
- 設置期間:抱卵への関心が続く間は急いで撤去せず、毎日の行動と排泄を確認します。
- 衛生:汚れや破損を点検し、製品の洗浄方法に従います。
活用場面と限界
偽卵は、慢性産卵の管理で本物の卵を安全な人工物へ置き換えたり、抱卵中の卵数を保ったりする補助具です。ただし、卵詰まり、呼吸の変化、いきみ、食欲低下、ケージ底でうずくまる状態を治療する物ではありません。こうした異常がある場合は偽卵の置き方より受診を優先します。光周期、食事、巣と認識する場所、発情対象への接触も同時に見直し、繰り返す産卵は鳥を診られる獣医師へ相談します。