飼い鳥用語
インコの食物中毒
別名: 鳥の食物中毒 / インコの食品中毒 / avian food toxicity / food poisoning in pet birds
インコが有害な食べ物を口にしたことで、消化器・循環器・呼吸器などに異常が生じる状態です。
インコの食物中毒
定義
インコの食物中毒とは、鳥に有害な食品や植物を口にしたあと、消化器、血液、腎臓、心臓、呼吸器、神経などに異常が起こる状態です。原因食材と摂取量、鳥種、体格によって現れ方が異なるため、家庭で安全量を判断せず、誤食が疑われた時点で鳥を診られる動物病院へ連絡します。
主な原因群
- 植物由来の有害成分:アボカド、ネギ類、生の豆、ルバーブの葉などが該当します。
- メチルキサンチン類:チョコレートのテオブロミンや、コーヒー・茶類のカフェインが該当します。
- アルコールと高塩分食品:人用の飲料や味付け食品は、鳥の食事として扱いません。
- 種・核・芽:食べられる果肉がある食品でも、種や核、芽を別に評価する必要があります。
観察と受診
誤食後は、元気、姿勢、呼吸、嘔吐、便、ふらつき、けいれんの有無を観察します。ただし、症状が出るまで待つことは受診判断の基準になりません。食べた物、推定量、時刻、鳥の体重、商品パッケージや残りを記録し、自己判断で吐かせたり人用の薬を与えたりせず、鳥類の診療に対応する獣医師の指示を受けます。
予防の基本
| 場面 | 予防策 |
|---|---|
| 食卓 | 放鳥中は人の皿と飲み物を片づけます |
| 調理 | 切れ端、種、核、ネギ類をすぐ密閉して捨てます |
| 保存 | 鳥用と人用の食品を別の容器・棚で管理します |
| 家族共有 | 与えてよい物を一覧化し、不明な物は与えません |