飼い鳥用語
鳥の下痢
別名: インコの下痢 / 下痢便 / avian diarrhea
鳥の排泄物で、周囲の尿ではなく便の固形部分そのものが崩れて形を保てない状態です。
鳥の下痢
定義
鳥の下痢は、排泄物の透明な尿が増えただけではなく、便の固形部分そのものが泥状または液状に崩れ、形を保てなくなった状態です。水分が多く見えるだけの多尿と区別して観察します。
見分けるポイント
- 便の輪郭:固形部分が残るか、便そのものが崩れているかを見ます。
- 全身状態:食欲低下、活動性低下、羽を膨らませる様子、体重減少がないかを確認します。
- 持続性:一回だけか、複数回または時間をまたいで続くかを記録します。
関係する状態
下痢は消化管の炎症、感染、中毒など複数の問題で見られます。未消化の種子、血液、粘液、強いにおいが伴う場合は、家庭で原因を決めつけず、鳥を診られる獣医師へ相談します。持続する下痢に元気や食欲の低下が重なれば、受診を急ぐ判断材料になります。
多尿との違い
多尿では便の形が残り、その周囲に透明な水分尿が広がります。下痢では便自体の形が崩れます。白い紙の上で排泄物を観察し、固形便、白い尿酸、透明な尿の三部分を分けると違いを説明しやすくなります。