飼い鳥用語
鳥類の結膜炎
別名: インコの結膜炎 / オカメインコの結膜炎 / 鳥の結膜炎 / avian conjunctivitis
鳥の結膜に炎症が起こり、充血、腫れ、涙、目やになどが現れる眼の病気です。
鳥類の結膜炎
定義
鳥類の結膜炎とは、眼球の表面やまぶたの内側を覆う結膜に炎症が起こる病気です。インコやオカメインコでは、目の充血、まぶたや顔の腫れ、涙、白色から淡褐色の目やに、目を細める、顔をこするなどの変化として現れます。眼だけの問題に見えても、副鼻腔炎や全身性の感染症が関係する場合があります。
主な原因と徴候
- 感染症:細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などが結膜炎を起こす場合があります。
- 外傷・刺激:ケージ内の異物、物理的な傷、化学物質や煙への曝露がきっかけになります。
- 栄養状態:ビタミンA欠乏は眼や呼吸器の粘膜を弱くし、感染の背景要因になります。
- 呼吸器との関連:くしゃみ、鼻水、顔の腫れを伴う場合は、鼻炎や副鼻腔炎も検討されます。
診断と治療
鳥を診られる動物病院では、眼と全身の診察に加え、涙液検査、フルオレセイン染色、眼圧測定、細胞診、培養、画像検査などを症状に応じて選びます。治療は原因ごとに異なり、細菌感染には抗菌薬、真菌感染には抗真菌薬、寄生虫には駆虫薬などが検討されます。原因を確かめずに人用の点眼薬を使うのではなく、獣医師が指定した薬剤と方法に従うことが重要です。