飼い鳥用語
鳥のくしゃみ・鼻汁
別名: インコのくしゃみ / インコの鼻水 / 鳥の鼻汁 / avian sneezing and nasal discharge
飼い鳥にみられるくしゃみと鼻水を、正常な排出反応と病的な呼吸器症状に分けて捉えるための概念です。
鳥のくしゃみ・鼻汁
定義
鳥のくしゃみ・鼻汁とは、鼻腔に入ったほこりや水を排出する一時的な反応から、鼻炎・副鼻腔炎などの病気までを含む呼吸器の徴候です。散発的なくしゃみだけで、鼻孔がきれいで食欲や活動性に変化がなければ生理的な場合があります。一方、連続するくしゃみ、鼻水、目やに、顔の腫れ、呼吸の異常を伴う場合は、鳥を診られる獣医師による評価が必要です。
観察する項目
- 頻度と持続:単発か連続か、何日続いているかを記録します。
- 鼻汁の有無:透明・白濁・黄色・緑色などの見た目と、鼻孔周囲の汚れを確認します。
- 全身状態:食欲、活動性、体重、羽を膨らませる様子の変化を見ます。
- 呼吸状態:開口呼吸、尾羽の上下動、異常な呼吸音がないかを確認します。
判断の例
水浴びや掃除の直後に数回くしゃみをして、その後は元気で鼻水もない場合は、刺激物を排出した可能性があります。反対に、安静時にもくしゃみが続き、鼻水や目やにが出る場合は上部気道の炎症が疑われます。開口呼吸や呼吸に合わせた尾羽の上下動があれば、くしゃみの回数に関係なく緊急性の高い呼吸障害として扱います。