Kawaii Small Bird インコ・オカメインコ・文鳥の飼い方と健康ガイド

飼い鳥用語

鳥マラリア

別名: 鳥類マラリア / 鳥のマラリア / avian malaria

鳥に感染するプラスモジウム属原虫による蚊媒介性の感染症。

定義

鳥マラリアは、鳥に感染するプラスモジウム属原虫によって起こる蚊媒介性の感染症です。原虫は生活環の一部で鳥の赤血球に現れ、寄生率が高い場合には赤血球が減って貧血につながります。多くの鳥では症状が目立たない感染もありますが、若鳥、衰弱鳥、感染経験の少ない鳥種では重症化することがあります。

主な特徴

  • 感染経路 — 感染した蚊が鳥を吸血することで伝播します。
  • 家庭で見える変化 — 元気消失、食欲低下、体重減少、羽を膨らませる、呼吸の変化などがありますが、いずれも鳥マラリア特有ではありません。
  • 検査 — 新鮮な薄層血液塗抹、血球検査、組織検査、PCRなどを組み合わせます。
  • 経過 — 症状のない感染、急性の全身症状、慢性的な保有など幅があります。

予防と受診

予防では鳥に安全な方法で蚊との接触を減らします。網戸の破れを修理し、屋内外の水受けや容器に水をためないことが基本です。鳥の近くで殺虫剤を使用する場合は、製品名と成分を鳥を診られる獣医師へ確認します。開口呼吸、虚脱、急な活動低下、止まり木に留まれない状態があれば、家庭で感染症を特定しようとせず受診を優先します。

よくある誤解

  • 「蚊を見ていないから感染しない」 — 小さな侵入や短時間の吸血は見逃されます。
  • 「PCR陽性なら必ず症状の原因」 — 不顕性感染もあるため、貧血の程度やほかの病気と合わせて評価します。
  • 「陰性なら一度で除外できる」 — 血液中の寄生体数や検体状態により検出されない場合があります。