飼い鳥用語
応用行動分析学
別名: ABA / 応用行動分析 / Applied Behavior Analysis
行動の前後にある条件と結果を観察し、行動変化を暮らしの改善へ応用する学問です。
定義
応用行動分析学(Applied Behavior Analysis、ABA)は、観察できる行動と、その直前の状況、その直後の結果を整理し、行動変化をよりよい暮らしへ応用する学問です。鳥のトレーニングでは、噛む、逃げる、指に乗るといった行動を性格だけで片づけず、起こる条件から見直します。
ABCで記録する要素
- A:先行条件:手をケージへ入れた、知らない服を着た、周囲で大きな音がしたなどです。
- B:行動:後ずさりした、噛んだ、指に片足を乗せたなど観察できる動作です。
- C:結果:手が離れた、おやつが出た、練習が終わったなど行動の直後に起きたことです。
鳥との暮らしでの活用
噛むたびに人が大声を出して離れると、鳥にとって「噛むと距離を取れる」という結果になる場合があります。反対に、手を見ても落ち着いていられた瞬間へ報酬を出せば、落ち着く行動を強化できます。罰を先に考えるのではなく、環境と人の反応を変えられないか検討する点が実践の軸です。